Netflix「ハイスコア: ゲーム黄金時代」懐かしいだけじゃない、ワクワク感ある楽しいドキュメンタリー
Netflixのドキュメンタリーシリーズ「ハイスコア: ゲーム黄金時代」は80年代〜90年代懐かしのテレビゲーム期の開発者などにインタビューをして描いているテレビゲームの歴史ドキュメントです。それだけでもアラフォー世代にとっては非常に懐かしく嬉しいものですが、そこに留まらない楽しい驚きと発見や爽やかな感動のある作品です。
任天堂テレビゲーム世代にとってはドット絵のレトロなテレビゲームや音楽は本当に懐かしいし、今でも色褪せない魅力があるものです。
しかし、そんなノスタルジーなだけじゃない内容。当時のびっくりするようなゲーム開発の舞台裏や、ゲーム機の覇権争い、クリエイターのアイディアの厳選や、ボードゲームからの流れなどなど、たくさんの視点から魅力あふれる映像とテンポで見せてくれます。
当然、テレビゲームということで日本の開発者やゲーム会社がこれでもか、というくらい、たくさん出てきます。当時のゲームの舞台裏や開発エピソードを知るのはとても興味深いです。
まさか当時、子どもの頃に遊んでいたファミコンやスーパーファミコンなどのゲームがアメリカでも日本以上にプレイされていたなんて、子どものときには知らなかった事実。
この作品を見て、日本のバブル期(80年代後半〜)って、そりゃあ日本は景気がいいはずだよなあ〜、、と妙に納得してしまいます。
6エピソードあり、どれも面白いのですが、個人的に特に面白かったのが、ロールプレイングゲームの回です。
ボードゲームのダンジョンズ&ドラゴンズから始まったRPGスタイルのゲームが、クリエイターの方々によってパソコンやテレビでのゲームに展開されていく様子もとても魅力的ですし、日本からは大好きなファイナルファンタジーシリーズが登場。天野喜孝さんも出てきます。
それだけでも面白すぎるんですが、後半まさかの展開。
80年代後半〜は、アメリカでもエイズパニックがあった頃。当時は保守的な政権で、同性愛嫌悪が凄まじい時代。テレビでもゲイ嫌悪を振り撒く有名人、政治家、牧師が多かったそうです。その中の親玉がパット・ブキャナンだったそう。
そんな時代の中で作られたゲームが 「GayBlade」ゲイブレード。すごい名前にテンションが上がります笑。これはパロディー系のRPGゲームで、戦うモンスターは「金にまみれた牧師」、「同性愛者嫌悪の警察官」とか「巨大毛ジラミ」とか笑
そしてラスボスは、そのパット・ブキャナン。
RPGゲームにするとは面白すぎる。
この作者がインタビューで出演しているんですが、しかし、肝心のそのゲーム自体が行方不明となってしまっていて、、、ってエピソードが。
まさかの流れでしたが、違和感なく当時の雰囲気や、ゲーム自体が持っていたエネルギーなども感じる面白さに引き込まれます。
テレビゲームが抵抗運動の表現方法になるっていうところも非常に興味深かったです。
そのほかも面白いエピソードが満載です。本格的なゲームマニアも唸るほどの内容らしいですが、私のように子どもの時に任天堂テレビゲームにお世話になったくらいの興味でも楽しめる深い作品になっています。
観たことない人は是非観てみてください!
イントロもまたスゴイいいんですよね。大好き。
Spotifyにもあった。嬉しい!
Netflix「ハイスコア: ゲーム黄金時代」

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