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Showing posts from March, 2022

花粉症:鼻の穴の中にワセリンを塗りたくる作戦は効果がある(気がする)

友人が花粉症対策で鼻の中にワセリン塗ってると聞いて、早速1週間ほどトライして見ました。 寝る前、風呂後、出かける前 です。 鼻の穴の中に指をぶっ込んで 白いクリーム状のものをベタベタと塗りたくる行為は背徳感を感じます。 鼻の中から物体が出てきてしまい、他人に見られたらマズイと思ってしまいますが最近はほとんどマスクをしているのでそこは安心。多少、ワセリンお漏らししても大丈夫。 まず、寝る前。鼻がむずむずする感じがあって落ち着かないけどすぐ慣れました。寝ている間に加湿器をかけても乾燥がひどく鼻も乾くのですが、さすがはワセリン。効果大。保湿効果のおかげか鼻詰まりが少なく快適。起床した時の鼻のつらさがほとんどなくなった。 出かける前にも必ず塗りたくることに。 これも鼻が辛くなることが減り、保湿のせいなのか効果を感じる。 ワセリン鼻ぶっ込み これは良い。 ただし、自分の場合は目のほうが近年つらいので、そこはまた別対策が必要かも。 以前にも書きましたが、続けているヤクルト1000の効果のおかげか、今が花粉の飛散ピークとのことですが例年のような頭痛や熱っぽさを伴う花粉症状までは起こっていません。 とりあえず、鼻の辛さはワセリンには簡単で効果があると自分は感じました。

ドラマや映画などは「中途半端な終わり方」のほうが記憶に残る

 ドラマや映画などは「中途半端な終わり方」のほうが記憶に残る、ということ。 何となく分かりませんか? いわゆる「綺麗な終わり方」、「スッキリするエンディング」を迎えた作品は鑑賞した直後は心地よい感想を持ちます。しかし時間が経てばどんな内容であったかはすぐに忘れてしまいます。 逆に物議を醸し出すような、ヘンテコなエンディングや結末、何とも中途半端な結末を迎えた作品は強烈な違和感や、途中で遮断された感覚が残り、見た人の記憶に残り続けやすくなります。 代表例として 映画「ミニミニ大作戦(1969年)」結末が上げられるそうです。 この結末は物議を醸し出し、賛否両論。このぶつ切り感のある終わり方であったことが、この作品が長く名作として人々の記憶に残り続けた理由の一つでもあるのかもしれません。 自分が見た映画の中でも、確かに、この例に当てはまるような、「とんでもない終わり方」をした違和感が残る作品は強烈に印象に残っています。

世界最大のハンドメイドサイトEtsyがまた出品者の手数料値上げ 株価上がるから強気なの?

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Etsyの手数料がまたまた値上げされるようです。 Etsy とは世界最大のハンドメイド、中古アンティーク品などの販売サイトで、日本のハンドメイドサイトも、このEtsyをお手本にしているところが多いと思います。 昔は厳しくハンドメイド品であったりアンティークやビンテージなどのみを出品できるように審査していました。しかし最近は、ほとんどそのルールも形骸化して、もはやなんでもありの販売サイトに近くなっております。コピー品や転売も多くなってきています。 そんなEtsyが、出品者側にさらに手数料の値上げを決めたようです。 現在5%から6.5%へ 30% かなりの値上げです。 この手数料、数年前は3%ほどだったのです。しかし、前回、5%に手数料を上げることを発表した際に、Etsyの株価が急上昇したのを覚えています。またコロナ禍ではオンラインでのハンドメイド売買の需要が急速に高まったのもあり、そのタイミングでも同様でした。 今回の値上げも世界中で物価高が続いていますし、売上も好調のようなので強気の決定に感じます。 しかし、最近のEtsy、そこまで満足度の高いサービスになっているのかは疑問です。 特に出品者側から見て、不満は増えてきているのではないでしょうか。 先ほども指摘したように、出品される商品に、理念やコンセプトなどの意識が低下しています。具体的に言うと、メルカリやeBayなどの既製品の転売屋などに近い出品者が増えています。 また、そのような業者は大量に出品しますので、出品数も膨大になり、規模の小さいハンドメイド作家やショップの商品は埋もれがちになります。Etsyはモール型になっているのでEtsy内で検索上位になるには独自の評価基準によります。販売数、価格、レビュー評価など。 どちらかといえば、ハンドメイドであったり独自のスタイルでユニークだったりクリエイティブな作家の商品よりも転売目的の商品の方が目立ってきています。 また、なぜか最近はアメリカ向け販売の場合はアメリカへの送料を無料に設定するようにEtsyに強く勧められます。送料無料設定しない場合は検索で不利になります。 webの機能も数年前とさほど変わっていません。例えば日本のBASEと比較しても、この間、BASEの機能が色々とアップデートされて使いやすくなっているのですが、Etsyの機能はほとんど変化を感じられません。(

「選択」は充足感に欠かせないこと 「選ばなければ何でもある」とか言うな

自分で「選べる」、「決めれる」というのはとても大切なことだと思う。 自分は学生生活終了後は、早々にドロップアウトしてアルバイトから自分のキャリアをはじめたので就職活動は一切しませんでした。自分の選択に後悔はありません。そのような選択をしたため、今でも収入は不安定でいつどうなるかわからない毎日ですが、自分の意思で決めて生きていることを大切にしています。 私が大学を卒業したのはちょうど就職氷河期が始まった後で、就職活動をしていた友人たちは本当に苦労している様子でした。 就職氷河期、いわゆるロスジェネ世代は、特に景気の良かったバブル世代がすぐ上の世代なので急速に下降する日本経済に人々の意識が追いついていない状況を生きていた感があります。 今にして思えば、「上の世代」から言われ続ける言動は、かなり参考にならないものがほとんどでした。 その就職活動をしていた友人たちから言われた言葉を今でも思い出します。 先輩、家族、たちには 「就職なんて選ばなければ何でもある」 と言われ続けると。 選ばなければ何でもある、って そりゃそうだろが。 自分自身で「選択」できるということは、人生の充足感に欠かせないこと。 「選ばなければ何でもある」とかいうのは、やめよう。

「安い家賃」と「高齢者の大家さん」について 山奥ニートさんたちのドキュメントを見て

 「安い家賃」と「高齢者の大家さん」について思い出しました。 というのもザ・ノンフィクションの山奥ニートさんたちのドキュメントを見たからです。 その番組、ザ・ノンフィクションは以前にも書きましたが、典型的な炎上話題見せ物晒し型のドキュメンタリーであまり気分の良いものではありません。山奥ニートさんたちの番組も炎上していたようです。 私はそこまでひどいとは思いませんでしたし、彼らの活動がとても意義深いと感じます。自分で新しい道を切り開いているので、ただ単に雇われのみで就職レーンに乗っている人より、よっぽど自分の人生を切り拓いていると感じます。 ただ、一つ気になったのが、冒頭に書いた 「安い家賃」と「高齢者の大家さん」についてです。 というのも自分自身、この「安い家賃」と引き換えに、敷地内の独居の寂しい、不安な「高齢者の大家さん」と身近になる、という環境に身を置いたことがあるからです。 一見すると、お互いのメリットが一致しているのですが、かなり危ういところもあると思います。 元気で、車の運転もこなしピンピンしている高齢者も突然に元気がなくなり精神的にも肉体的にも別人のようになってしまうということ、よくあると思います。 まさにその状態は突然やってきます。 私のところもそうで、震災を経て大家さんが情緒不安定になり、最終的に施設入居の手伝いも付き合い、かなり世話をし続けたのですが、であるにも関わらず入居が決定したら1ヶ月後の即退去を宣告されました。(多分違法です、、) 借りていた家もボロボロで不具合が多いのに、独居のお年寄りに言っても何も解決にならず、かといって かなりの頻度で、買い物や犬の世話等、頼りにされていました。 巷では、ちょっとイイ話のような感じで よくネタにされたりするストーリーですが、もちろんそのような面もありますし、自分自身、ある程度好きでやっていたところもあります。 しかし、一線を越えるくらいの負担と大家さんの精神的バランスがおかしくなった時、本当にきついです。 引っ越したいのに、ずっと住んでと、後ろ髪を引き続けられる感じ。 なのに出て行かされる時は勝手なタイミング。。。 このような「安い家賃」と「高齢者の大家さん」の場合、最初の段階で予防線をしっかり張って気をつけておかないと、かなり色々と難しいことになる場合があると思います。 自分は良いこともたくさんあり、

お金がかかるから、と防げる病気も防げない。ライム病とワクチンの開発

 「 LIFESPAN: 老いなき世界 」という有名な本を読んでいるのですが、とても長くて文系の自分にはちょっと難しくて苦戦しながら読んでいます。この本では老化研究の色々がわかりやすく解説されていてとても勉強になるし面白いです。この本の中で興味深い指摘がいくつもありました。 その一つが、ライム病とワクチンの開発についてでした。 ライム病とは  wiki ライム病(Lyme disease、ライムボレリア症〈Lyme borreliosis〉)は、ノネズミやシカ、野鳥などを保菌動物とし、マダニ科マダニ属 Ixodes ricinus 群のマダニに媒介されるスピロヘータの一種、ボレリア Borrelia の感染によって引き起こされる人獣共通感染症の1つ[1]。感染症法における四類感染症である。野生動物では感染しても発症しないが、人、犬、馬、牛では臨床症状を示す。名前の由来は、アメリカコネチカット州のライム(英語版)及びオールドライム(英語版)で1975年に最初に確認(記載は1977年[2])されたことにちなむ。 このライム病に著者の娘さんが感染したことがあるそうです。当初、病気が何であるかわからずにかなり危険な状態にもなったとか。このライム病がダニに刺されることで感染するとか。 欧米では現在でも年間数万人のライム病患者が発生し、さらにその報告数も年々増加していることから、社会的にも重大な問題となっている。 ライム病とは - niid.go.jp このライム病、実は予防できるワクチンは もう随分昔に開発されていて登場しているのですが、ワクチンを提供するも、市場に出したとしてもコスト回収できないことが明らかになったために世の中から消えてしまったんだそう。 コロナのパンデミックが起こり、SNSではワクチン開発は儲かる、という論調が目立ちますが、ワクチンの開発ってそんなに儲かるものなのでしょうか? このように膨大な研究費を使って開発しただけで、世に出しても、コスト回収もできていない、でも世の中には必要なワクチンもたくさんあるのではないでしょうか。 この本では、基本的に人類の歴史で人間の寿命が伸びたのは、感染症ワクチン開発のおかげが大きいということも繰り返し語られてもいます。

米ぬか酵素風呂に行ったことはありますか?男性でも入浴できるところは少ない。

米ぬか酵素風呂に行ったことはありますか? とても興味があって、もう10年近く?前に男性でも入浴できるところで、「米ぬか」であるところを探し、酵素世田谷さんに行きました。とても素晴らしく、それから何度か入浴させていただいています。 米ぬか酵素風呂というと、どうしても美容効果をアピールしたものが多いようで女性向けのお店が多く、男性は不可のお店がほとんどです。 そんな中、「酵素ラボ 祖師ヶ谷大蔵店」(旧「酵素世田谷」)さんは性別問わず、子どもからお年寄りまで楽しめるとても素敵なお店でした。米ぬか酵素風呂の開業支援なども行っている、すごいお店です。 行ってみた方は分かると思いますが、棺桶?のような巨大な木の箱に発酵した米ぬかがどっさり。その中に埋まります。呼吸だけできるように埋まります。まるで土です。発酵しているので暖かいのです。そして発酵した米糠の匂いが充満しています。(髪の毛が長いと、においなどがつく場合が多いのでそこは注意)ものすごい温熱効果。 出た後は本当にスッキリぐったり!心地よい疲労感とリフレッシュ感。 入浴した夜は本当によく眠れます。ぐっすりと。 とても体調も良くなるし、米糠なので全身つるつるすべすべ。 近くにあったら毎週通いたい好きなお店です。 ぜひ興味がある方は体験してみては以下かがでしょうか? *事前のご予約が必須です。連絡、相談を必ずしてみてください。 「酵素ラボ 祖師ヶ谷大蔵店」(旧「酵素世田谷」)

依存症とは「学習」してしまう、ということでもあるのだなと、そこもまた恐ろしい部分

 ドーパミンを放出するに至った状況である。何らかの物質や行動自体が人を依存させるのではなく、自分の心理的な苦痛をやわらげる手段としてそれを利用することを学んでしまったときに、人はそれに依存するのだ。 アダム・オルター. 僕らはそれに抵抗できない (Japanese Edition) (p. 110). Kindle Edition.  依存症とは「学習」してしまう、ということでもあるのだなと、そこもまた恐ろしい部分であるなと感じました。 アダム・オルター著 「僕らはそれに抵抗できない」は、インターネット、ゲームや運動まで、薬物やアルコールといった物質だけでなく行動依存についてわかりやすく説明していて、そのような人が依存してしまう仕組みを利用した危険なビジネスなどについても理解を深めることができます。後半では、依存症に陥らないために、脱するために役立つ事例なども書かれているので知っておきたい内容が多くとても面白いです。おすすめです。 僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた